人と自然の共生

この大規模スポーツ施設の誘致予定地駅北には、天然記念物のアユモドキが棲息している。JR嵯峨野線も一昨年3月14日に複線化され、京都駅から亀岡駅まで快速20分、二条駅から15分で亀岡に到着する。この利便性から見て以前から駅北区画整理事業が組合施工で計画が立てられ、一部埋立が始まっている。

こうした環境の中には、アユモドキの専門家である京都大学岩田准教授との出会いがあって地元の協力要請があった。最初にお出会いした時に、岩田先生は人と自然の共生の中でアユモドキを保全していきたい。以前に東京方面で地元の協力なしで保全活動したが失敗に終わった。地元の協力なくしてアユモドキの保全はあり得ないとの意向を示され、それならと私も保全協議会の一員となって自治会の協力を仰ぎ見回り隊も結成し警察の協力の下、保全活動に協力してきた。

それでも密猟者が絶えず通報システムを整備して、保津川本流合流口から上流300mを保津川漁業組合の協力を得て禁漁区に指定してつり竿1本出すだけで警察通報が可能となり、密猟者の姿は激減したが、まだ時々モンドリを橋の上から降ろして密漁する者がいる。専門の見回り役、土地改良区の見回り、周辺農地地権者の注意喚起、などの地元保津町の協力によって保全に万全を期している。

アユモドキは田植えした田や水路で産卵し成長し落水と同時に本流河川へと出て行く習性があると聞いている、しかし、農業の担い手不足により、遊休、荒廃放棄地が増えつつあり、亀岡市内の遊休、放棄地が21年度調べで76.21町歩あり、その中で原野となってしまったものが48.5町歩に及んでいる。

この駅北にも担い手不足が忍び寄ってきていることは事実、農業は高齢化して自分が元気な間はできるが、また機械がつぶれたら誰かに預けようと考えている人が多いのが実情、もしもこの地域の中で放置田となってしまったら、たちまち絶滅の危機に陥ってしまう。岩田先生もそこを心配しておられ、早く保全できる聖域を作ってほしいという。だからこそ公共事業で借り上げて耕作地として手を加えアユモドキを守ろうという戦略である。ご理解賜りたい。今手を打つしか保全の道はないということである。

アユモドキ保全のためにスタジアムを誘致して産卵生育場所を環境保全区域と指定して生態系を守る。これが亀岡市が取り組んでいる大きなコンセプトである。これを全国に発信してモデル地域とする。京都大学准教授の専門家、岩田先生もこれに賛同しておられます。亀岡に来てほしい大規模スポーツ施設、アユモドキを守るために日々祈っています。亀岡は大きく変わる。変えよう大規模スポーツ施設で。

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